視点が2つ

ある記者が聞いた、お食事の場での警察庁長官だった人の話です。

なぜ冤罪が多いのかと尋ねことがあった。
彼は「白くする捜査をしてないからだ」と答えておられた。
捜査の現場はつねに相手がクロだと思って、黒くする捜査をする。
すると、相手がシロである証拠が目に入らなくなる。そこで「白ではないか」という視点のもとでもう一度捜査をし直すと、見落としていた被疑者がシロである証拠が浮かび上がってくることがあるんだそうです。
だから「白くする捜査」を怠ってはいけないと。

僕は正しい考え方だなとつくづく思った。
利点⇔欠点
美点⇔弱点
常にこの世の中は表もあれば裏もある社会。
両者両点の視点を覗き、幅広い情報とその側面にある問題事項を理解し、進行していかないといけない。

先ずは持って、僕は全てを決めつけて行動したり、発言すると後悔することが多い。

経営というものは常に急ぎ足で判断を迫られる。
ゆっくりと調査したり、大きな判断を人に任せたりも中々出来ない。
右か左かを常に考え行動する頭を作るには、
組織全体で、そのような空気を社内全体に漂わせないと、人は中々習慣化出来ないのではないのでしょうか?

善悪もそうだが、相手を踏み台にして、自分ありきの思想で突き進み、尻込みせず悪態をさらけ出す人は、
嘘も百回言えば真実となるという言葉があるように、10の嘘には10の裁きを下されるということも気付かないで、それなりの覚悟も考えずに歩んでいるのだろう。

そう一度、2つの視点(対義としての両視点)を、必ず立ち止まって考える習慣を身に着ける。
片寄がちな脳をコントロールすることは中々難しいものがあるが、両方理解することで人間的にも幅が広がるので、ここは身に着けたい思考ではありますね。