経営思考が合致

英半導体設計大手アーム・ホールディングスの買収を発表した記者会見で、ソフトバンクグループの孫正義社長は興奮した様子で自分の思考を語った時の言葉を紹介します。

何年か前から、自分とお付き合いのある方々は、大きな意味で僕の事業政策に対し、ほとんどの人が、私の行動を見て、何故?目先の利益をものにしないのか、何故?リスクが多く覗く多展開事業を労を惜しまず組み立て続けるのか、そのスタイルに疑問を投げてきた。
しかし、この記事を見た時、大きな布石を考えている人は、他人と共感するやり方と反することでいいと自分の信念にプラスになった。

以下、孫さんの言葉...

「私はパラダイムシフト(枠組み転換)の入り口で投資をしてきた。
 最初にインターネットのパラダイムシフトで投資したときも『それまでの既存ビジネスとどれぐらいネットがシナジーがあるのか。殆どないじゃないか』 といわれた。パソコンのネットからモバイルネットになる時代に携帯会社を買った時も、多くの人から『どういうシナジーがあるのか』と問われたが、
 ほとんど理解されなかった。今回も同じようにパラダイムシフトなので継続的な事業の延長ではなく、直接的なシナジーはわかりにくいかもしれないが、 後で振り返ると非常に理にかなったといえる投資だ。シナジーは今すぐではなく、長期的には非常にある」

「たとえば囲碁で勝つ人というのは、碁の石をすぐ隣に打つ人ではなくて、遠く離れた所に石を打って、それが50手、100手目に非常に大きな力を
 発揮する。あそこにあのとき置いておけば良かったというのが、5、10年後にわかる。私は常に7手先まで読んで石を打っている。
 わかる人にはわかるし、わからない人にはわからない。ほとんどの人にはわからないと思う」

この二つの文章を見た時、「あ~これからも自分のビジネス政策を信じ、妥協せず取り組んでいこう」と強く思えた日であった。